個別英数学院 塾長のブログ

塾の出来事や自分のことなど気ままに書いてます。

For Children's Brighter Future

You cannot teach a man anything; you can only help him to find it within himself.

ケーススタディ 10月号

当塾の塾報には毎月ケーススタディのコーナーを載せています。

このコーナーでは、生徒面談・保護者面談・TEL訪問で受けたご相談をケーススタディします。

 

<Q>

うちの子(中学生)、ケアレスミスがすごく多いのですが、ケアレスミスを防ぐ方法はありますか?

 

<A>

《パート2》 
ケアレスミスについて、そもそもの「原因」からアプローチすると、思考の集中力の低下時(無意識に軽んじている時)に起きます。

それが原因なので、対策は「思考の集中力」を高めるトレーニングをすることです。

私が生徒たちに奨めてとても好評を得ているのが「正負の数の分数の加減(足し算引き算)」です。

計算を必要とする問題の中で最もミスが起きることで有名だからです。

また、計算によりもたらされる「思考力」の強化にも繋がります。

それを毎日行って、1回(1日)のトレーニング時間は3分や5分程度で行います。

いかに同じ時間内に「正解数」を増やせるか、「正答率」を上げられるかを意識してもらいます。

扱う問題は「○-△」のようなシンプルな問題(自作あり)を50問や100問用意します。
それを毎回コピーして使います。

答えを覚えてしまったら、「+と-」を入れ替えたりした新たな100題に変わります。

中3生や高3生の後半戦など差し迫ったステージでなら継続もしやすいでしょう。

これにより「思考力」と「集中力」の両方を軽い負担で上げ続けられます。

そのため、この「思考の集中力」を高めるトレーニングでかなりケアレスミスを減らすことができるようになります。

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